2007年1月27日(土)玄岳のメンバーに召集が掛かり、「あの」ミニモアのフライトをお手伝いするという事で学連の妻沼滑空場へお邪魔しました。
御年70歳の機体はペカペカに整備されており、その機体に触れられただけでも夢のようでした。組み立てに際して超軽量の機体を扱うように
注意しましたが主翼等、以外に重くかなり緊張しました。当日は年に一回の機体検査の為のフライトでしたが組み上がった機体が青い空に
浮かび上がった時の感動はオヤジ心を刺激するには十分なものでした。 (表示
をディスプレィ一杯にしてご覧下さい)


存在感のある大型のトレーラーで運ばれてきます。 最初に胴体から搬出、次に主翼・テールユニットの順番です。

水平尾翼は長く出た3本のボルトで固定。垂直は上部1箇所、 キャノピーは着脱式。
下部にあるリンケージを兼ねた2本のピンに載せられます。

コックピットの背中側。主翼の固定はカンザシでは無く、左右に 機首回り、オリジナルのピトー管は現在ダミーだそうで機首にある
あるフランジ(?)にテーパーピンを通して固定します。 穴から動圧を取り、側面にある針の穴ほどのものが静圧だそうです。
パイロットの後頭部にあたる部分に水バラストの注水口があります。

ラダーリンケージ。この2本と上部の1本のピンでラダーを支えています。 ↑エルロンホーン。
上面のエアーブレーキ。 ガル部分のエルロン形状。

主翼ルート部分。胴体にあるフランジを主翼のフランジを合わせ 下面スポイラー全開の図です。
ピンを通し固定します。

組み立て中の右翼を押える小野寺さん。(もうボクのモノだそうです) こちらは組み立て完了後に撮った左翼下面。

主翼翼端、因みに左が動翼(エルロン)です。 主翼固定用のテーパーピンにグリスを塗っています。

ミニモアの金物一式。 主翼固定の図。左の写真のテーパーピンが通っています。
上側が主翼、下が胴体側。

隙間を樹脂製のフィレットでカバーし、段差部分をガムテープで 水平尾翼の固定です。
カバーします。

ナット脱落防止の安全装置です。(なんかデロリアンに付いて エレベーターリンケージのアクセスハッチ。
いたのに似てるなぁ)

キャノピーの直ぐ後にあるハッチ、イラストがお洒落です。 パイロットの中西さんの搭乗でフライト・スタンバイ。今ではダミー
アウトランディングした時用のウイスキーの置き場所かな? になってしまいましたが機首にオリジのピトー管が付いています。

さぁ、テイクオフ。 ハスキー(だったっかな)に曳航されて上昇していきます。

ちと、ボケてますが独特のシルエットが一味も二味も趣を醸しだします。 ↑鳥ですね。

羽布が透けてきれいでした。 カメラマンの山さんが曳航機に乗って撮影中です。

ギリギリまで寄って撮影しています。何でも窓から乗り出して
写真を撮っていたそうです。

高度処理をしながらグランドクルーにサービス中です。



上下のスポイラーは大きさが違います。 キャノピーは都度キャリーします。(せめてこれだけでもボクのもの!?)

フライト、機体検査も無事終了しミニモアを前に記念撮影の トレーラー内は合理的に各パーツが収納されます。
玄岳メンバー。

中の両壁には思い出深い大会ポスターが張られています。 主翼が車輪の付いた治具に乗ってガイドレールの上を転がって来ます。

左右に主翼が納まったたら中央に胴体が固定されます。 反対側ね。これで前後のドアを閉めてお終い。

(これならいいでしょう?だからボクに下さいなと・・・) ミニモアのコックピットに納まりご満悦のナカジです。(撮影:小野寺さん)
ミニモアの解説も持つ小野寺さん。
世界にフライアブルな機体はもう3機しかなく当機はオーナーさんの都合で来年は日本でフライトできるか分からないそうです。
そうなってしまったらとても残念です。しかし重要文化財ものの機体にお目に掛かれたナカジには超ハッピーな一日でした。